イータイコト・イータイ

怪獣とヒーローと任天堂が好きな20代男が言いたいことを言いたいように言うブログ。

TSUBURAYA CONVENTION(ツブコン)2019に参加してきました!【オープニングセレモニー編】

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はい、タイトルの通りでございます。


2019年12月14日土曜日、TSUBURAYA CONVENTION(ツブコン)2019の1日目に参加してきました。本当は翌日も参加したかったのですが、ただでさえ忙しい年末のこの時期。2日間もハメを外して楽しんでしまうと、間違いなく月曜日からの仕事に支障をきたすだろうな、との懸念から泣く泣く断念。その代わり、1日目を全身全霊でフルに楽しむことにしました。


私が参加したプログラムは、

 

・オープニングセレモニー

ULTRAMAN ARCHIVES TSUBU-CON SPECIAL『ウルトラマン

・かいじゅうのすみか

・TSUBURAYAワンフェス

ウルトラマンゼロ10周年記念 ニュージェネレーションヒーローズ全員集合!

ウルトラマン セレブレーション


の計6つでした。正確には“かいじゅうのすみか”はツブコンのプログラムではないのですが、同じ東京ドームシティの施設内で開催されているイベントなので、実質ツブコンの一部だったと言えます。


結論から申しますと、この1日、滅茶苦茶楽しかったです、ハイ。本当に幸せな1日でした。う~~~ん、あと100回ぐらい2019年12月14日を繰り返したい。


本記事では、まずオープニングセレモニーの感想をレポートしたいと思います。もう1か月近く経ってしまっていますし、メモを取っていた訳でもないので、事実と些か異なる記述もあるかと思いますが、そこは何卒ご容赦ください。

 

 

■いざ、ツブコン!


12月14日朝9時ごろ、期待に胸を高鳴らせながら東京ドームシティへ。最寄りの水道橋駅から信号を渡ってすぐに着いたので些か拍子抜け。

 

 

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オープニングセレモニーが行われるのは10時からなので、その間は周囲をブラブラ。生まれて初めて肉眼で観る東京ドームに感動していると、なにやら行列が……

 

 

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こ、これは物販の行列!!!


みんな、気合い入ってんな~!!!と興奮。自分も早朝から物販に並ぶことは少し検討したのですが、オープニングセレモニーへの参加を優先しました。なにせ、円谷の塚越会長が直々に「ファンの方はいなきゃいけない」と語るほどのセレモニ―になるらしいですから……!

 

 

spice.eplus.jp

 

 

■オープニングセレモニー

 


9時20分ごろ、オープニングセレモニーが行われる東京ドームシティホールへ。

 

 

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入り口には関係者やファンの方々からのお花などがズラリ。ファンの方々が作ったものからは、物凄い愛を感じますね……!

 

 

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「すみません、通ります、すみません」と人をかきわけながら自分の席を探してなんとか着席。

 


ここで驚いたのは、お隣が中国人の女性だったこと。現在のウルトラマンシリーズの国籍、性別を問わない人気が窺えてなんとも嬉しい限り……!

 


ワクワクしながら大人しく待つこと約30分、ついに時間が。ドゥーーーーン……という重低音と共に消える明かり。一斉にあがる歓声!

 


モニターに映される映像。それは、もう何度も何度も観てはツブコンへの期待を高めていたこの映像。

 

 


最新ムービー公開!「TSUBURAYA CONVENTION 2019」本日7月10日(水)チケット先行抽選販売開始!

 


「おおお、まずこの映像を流してくれるのか……!」と早速感動。『シン・ゴジラ』の“Persecution of the masses”みたいに、 予告編の音楽が本編で使われるのが大好きマンなので、この映像の使用も大変興奮いたしました。

 


ちなみに隣の中国人女性、最後らへんのダークネスヒールズ大行進のカットでビクッ!と身体を震わせておりました(笑)闇に染められてしまっているのね(笑)

 


やがて映像が終わり、再び暗闇となる会場。次の瞬間、客席の通路にユラァ……と現れる黒い人影が数人。暗闇のなかでも存在はハッキリと分かるその人影たち。一体……?

 


すぐさまカッ!!!と人影の目は白く、胸のあたりは青く輝き、「アッ!!!」と思った瞬間に会場の明かりが点灯。

 


ウルトラ6兄弟だ!!!!!

 

 

ブラザーズマントを翻してステージへと駆けていく6兄弟。物凄い歓声と拍手!隣の中国人女性も手を叩きながら絶叫(笑)分かる、分かるよその気持ち。

 


6兄弟がステージに並び立ち、それぞれがポーズを決める中、背後のスクリーンではフルCGのゴメスとリトラが咆哮。

 


そして円谷プロの塚越会長がステージ上へ。会長がセンター、周りにウルトラ6兄弟、背後にゴメスとリトラ。割れんばかりの拍手。

 


かくしてオープニングセレモニーが始まったのでした!

 


そのまま塚越会長による挨拶が始まりました。ポケットからヒッポリト星人のソフビを取り出し、

 

 

「円谷の会長になるとき、ウルトラマンファンの友人が一番お気に入りだというこのヒッポリト星人のソフビをくれた。『自分のようなファンを大切にしてくれよ』と。今回のツブコンは、円谷を長く支えてきてくれたそういうファンの方々へ、感謝の気持ちをこめて企画したイベントです」

 

 

とのこと。

 

 

「そしてそれと同時に、新しいファンの方へ向けても今後様々な取り組みをしていく」

 

 

と語り、ここからは円谷プロの今後の取り組みについてのプレゼンが始まります。

 

 

ウルトラマン×MARVEL

 


まずはウルトラマンのMARVELコミックとのプロジェクトについて。

 

 

 

 


MARVEL編集長のC.B.セブルスキーさんからのビデオメッセージが投影されました。「歴史あるウルトラマンとMARVELのコラボに今からワクワクしている」とのこと。

 


塚越会長は、MARVELとのコラボは「初期ウルトラシリーズのリブート」だと語っていましたが、ひょっとするとこのままセブンなどもMARVELコミック化されるのでしょうか。今から期待に胸が膨らみます。

 

 

■『ULTRAMAN』地上波放送決定&SEVENスーツ初お披露目!

 


ここで一旦塚越会長は退席。司会進行は『ウルトラマンガイア』でジョジー役を務めたマリア・テレサ・ガウさんへ引き継がれました。

 


続いての発表はNetflix配信のアニメ『ULTRAMAN』。

 


まず、スクリーンに映像が映し出されます。

 

 


【地上波初】アニメ『ULTRAMAN』2020年4月 TOKYO MX、BS11にて放送決定!

 


地上波放送決定!!!

 


大きな拍手のあと、監督の神山健治さん・荒牧伸志さんが登場。

 


地上波でより多くの方々へ観てもらえることへの喜び、そして製作が決定しているシーズン2への意気込みを語ってくれました。

 


ここでULTRAMANスーツとSEVENスーツが登場。SEVENスーツはこの日が初お披露目!

 

 

 

 ↑オープニングセレモニーの画像ではありませんが、お披露目されたSEVENスーツはこんな感じ。

 


両監督も

 

ULTRAMANスーツは何度か見ましたが、SEVENは今日が初めて」

 

「こういう実物のディテールを見ることで創作へのインスピレーションも湧いてくる」

 

と興奮気味。

 

 

観客も両監督もSEVENばかりに触れるので、ガックリとうなだれるULTRAMANスーツ。

 

 

会場は全員大爆笑。進次郎……(笑)

 


ここで『ULTRAMAN』の発表は終了。客席に手を振りながら去るULTRAMANスーツとクールに去るSEVENスーツ、キャラ通りの立ち居振る舞いがなんだか嬉しかったです。

 

 

■『SSSS.DYNAZENON』制作決定!

 


続いてはグリッドマンの新情報。『SSSS.GRIDMAN』を振り返るダイジェスト映像が流れた後、1枚の新規ビジュアルが映し出されました。

 

 

 

 

 

 

『SSSS.GRIDMAN』スピンオフアニメ、『SSSS.DYNAZENON』制作決定!

 


そして盛大な拍手と共に新作でも監督を務める雨宮哲さんが登場。

 


「『電光超人グリッドマン』をご存知の方ならピンとくるビジュアルのはず」

 

「『SSSS.GRIDMAN』の制作陣が再集結し、また新たなスタッフも加わり新しい作品となるのでご期待ください」

 

と意気込みを語ってくれました。

 


司会のマリアさんに色々と訊かれて「まだ言えない事だらけなんですよ~」と辛そうに笑う雨宮監督が印象的でした(笑)

 

 

■『かいじゅうのすみか VRアドベンチャー

 


続いての発表は体感型VRアトラクション『かいじゅうのすみか VRアドベンチャー』。

 

 

 

 


お台場のダイバーシティ東京にあるMRシアター・ティフォニウムで2020年3月から開始予定のVRコンテンツで、12体のウルトラ怪獣が登場する惑星を冒険できるとのこと。映し出された映像ではピグモンゴモラが確認できました。

 


本コンテンツは円谷プロ、TBS、そしてティフォニウムを運営するティフォンの3社からなる共同プロジェクト。

 


ステージにはティフォンのCEOである深澤研さん、TBSプロデューサーの吉村圭悟さんが登場し、日本のみならず海外展開も予定しているというアナウンスがされました。

 


VRコンテンツということで、実際に体感してみない事には凄さが分からないので、是非とも足を運びたいですね。

 


個人的に嬉しかったのは、TBSが関わっていること。『ウルトラマン列伝』からウルトラマンの地上波放送はテレビ東京系列に替わったので、円谷とTBSの復縁は嬉しい限り。まぁ、ウルフェスの主催は毎年TBSだったりもするんですが(笑)

 

 

■『KAIJU DECODE 怪獣デコード』

 


続いての発表は円谷プロ×東映アニメーションという初の組み合わせが話題のアニメ『KAIJU DECODE 怪獣デコード』。

 

 

 

 


早速、初公開映像が上映されました。荒廃した大地と、モニター上に映し出される会話と思わしき文字、そして巨大な繭がフューチャーされ、かなりダークな感じの映像。

 


そしてステージ上には円谷プロの隠田雅浩さんと東映アニメーションの野口光一さんが登場。

 


隠田さん曰く、円谷プロ東映アニメーションという異色のタッグの実現にはかなりの交渉があり、4~5年はかかったとのこと。

 


そして、本作の新たなビジュアルも公開されました。

 

 

 

 


繭の中から出てきたと思われる不思議な少女。「怪獣と少女の物語」と言われる本作を体現するようなビジュアル。

 


発表形態や時期については名言されませんでしたが、野口さんは

 

「『シン・ウルトラマン』が発表されちゃったから、なんとかそれには合わせたい」

 

と語っていました。

 


また、上映された映像はYouTubeにアップする予定はないとのことなので、物凄く得をした気分でしたね(笑)

 

 

■『シン・ウルトラマン』ビジュアル解禁!!!

 


最後の発表は、最大の目玉、『シン・ウルトラマン』!

 


樋口真嗣監督と主演の斎藤工さんが登場。盛大な拍手。

 


まず、ウルトラマンの思い出を語る両名。

 


樋口監督は世代的に本放送ではなく、再放送で『ウルトラマン』を観ていたそうです。再放送なので平日の5日間は毎日『ウルトラマン』に接していたため、まさに「浴びるように観ていた」とのこと。そのおかげで今のような人間になったとのことです(笑)

 


また、小学校入学のタイミングでウルトラマンや怪獣の人形を全部捨てられてしまった過去も暴露。

 

ここにいる大きなお友達なら経験があると思いますが……」

 

「その時に空いた心の穴を埋めるためにこの仕事に就いた」

 

という発言で会場は笑いの渦に(笑)

 


斎藤工さんは、ご家庭の教育方針でテレビ番組や人形などとは無縁の子供時代を送っていたとのこと。

 


しかし、お父様が若いころ円谷プロでバイトしており、ウルトラマンタロウの現場で爆破を担当していて、その縁なのかウルトラマンの人形だけは家に置いてあり、子どもなりに「ウルトラマンとはこうだ」と妄想しながら遊んでいたとのこと。

 


何かの記事で読んだことはあるのですが、実際にご本人の口からお父様がウルトラシリーズに携わっていたというお話を聞くと、「本当なんだ!」と驚きましたね。

 


斎藤さんも斎藤さんで、

 

「まさか自分がウルトラマンに変身することになるとは……壁ドンとかやってきてた人生だったので……」

 

という発言で会場を爆笑の渦に(笑)

 


個人的に気になったのは、斎藤さんの

 

「台本を読んでみて、『だから僕なのか』と思う瞬間があった」

 

という発言。

 


「『シン・ウルトラマン』は『シン・ゴジラ』の続編なのでは?」

 

という憶測が一部であります。

 


斎藤さんは『シン・ゴジラ』で池田第1戦車中隊長役で出演していました。

 


池田中隊長は、ゴジラが跳ね上げた橋の下敷きとなり、劇中では生死不明のまま出番を終えます。

 


もし「『シン・ウルトラマン』は『シン・ゴジラ』の続編説」が正しかったとすれば、『シン・ウルトラマン』で斎藤さんが演じる“ウルトラマンになる男”とは、実は生きていた池田中隊長なのではないでしょうか?

 


ゴジラが跳ね上げた橋の下敷きになる寸前、地球を訪れたウルトラマンが池田中隊長と一体化し、その命を救っていたのではないでしょうか?

 


そして一命はとりとめたものの記憶を失くした池田中隊長が、続編『シン・ウルトラマン』で、新たな脅威となる存在と戦うためにウルトラマンに変身するのでは?

 


これなら斎藤さんの「だから僕なのか」という言葉も納得がいきます。

 


そして、その新たな脅威とは、凍結されたゴジラの尻尾から分離した人型のゴジラ第5形態の群れなのでは!?

 


一方、残されたゴジラ第4形態の方には襟巻が生え、シン・ジラースとして大暴れするのでは!!?

 


……ハイ、妄想が過ぎました。ごめんなさい(笑)

 


しばらくトークが続き、長澤まさみさん・西島秀俊さんからのビデオメッセージが上映された後、ついに『シン・ウルトラマン』のウルトラマンのビジュアルが初公開されました!

 

 

 

 


「足が長い……!」

 

という斎藤さんの感嘆の声に対する

 

「あなたがなるんですよ」

 

というマリアさんのツッコミが面白かったです(笑)

 


ウルトラマンのビジュアルがモニターに映し出された時の私たち観客の反応は、一言でいえば“困惑”でした。

 


何故かって、会場のモニターで見ると、小さくてディテールがよく見えないんですよ(笑)

 


湖畔で棒立ちという何とも言えないポーズですし(笑)

 


しかし、続いて発表された雛形と企画・脚本の庵野秀明さんのメッセージを見て、“困惑”は“歓喜”へと変わっていきました。

 

 

 

 

 

『シン・ウルトラマン』の「ウルトラマン」について 2019/12/11

 

成田亨氏の描いた『真実と正義と美の化身』を観た瞬間に感じた「この美しさを何とか映像に出来ないか」という想いが、今作のデザインコンセプトの原点でした。


我々が『ウルトラマン』というエポックな作品を今一度現代で描く際に、ウルトラマン自身の姿をどう描くのか。その問題の答えは、自ずと決まっていました。


それは、成田亨氏の目指した本来の姿を描く。現在のCGでしか描けない、成田氏が望んでいたテイストの再現を目指す事です。世界観を現代に再構築する事は挑戦出来てもあの姿を改める必要を感じ得ず、成田亨佐々木明両氏の創作したオリジナルへの回帰しか、我々の求めるデザインコンセプトを見出せませんでした。


その為に―――


『真実と正義と美の化身』と成田氏が当時から後年にかけて描いていた様々なウルトラマンのイメージを踏襲し融合し再構成させた新たな体表のライン。
成田氏が監修した、佐々木明氏制作によるマスク。
成田氏が望んだ、古谷敏氏の体型データをベースとした体躯。
成田氏が望まなかった、眼の部分に覗き穴を入れない。
成田氏が望まなかった、スーツ着脱用ファスナーに伴う背鰭を付けない。
そして、成田氏が望まなかった、カラータイマーを付けない。


と、いう作業を行った結果が今回のデザインです。
ウルトラマンの美しさに、少しでも近づきたいという願いから生まれた姿です。


この想いが、わずかでも観客の皆様に伝わる事が出来れば、幸いです。

 

企画・脚本 庵野秀明

出典:シン・ウルトラマン公式サイト(NEWS)より

 


これはつまり、成田亨さんが第1話『ウルトラ作戦第一号』で本当に見せたかったウルトラマンなんだと思います。

 


続いて、成田亨さんのご子息である成田浬さんと、円谷プロ塚越会長からのメッセージが発表されました。

 

 

「シン・ウルトラマン」のデザイン発表に寄せて  2019/12/12

 

昨年の初春、母と私のもとへ庵野秀明さんが来訪され「『真実と正義と美の化身』を映画にしたい」と仰っていただいた時のことは忘れません。耳を疑うほどに嬉しかったのです。


父、成田亨は、自身が試行錯誤しながら生み出した「ウルトラマン」を、生涯を通して深く愛し、誇りに思っておりました。


同時に、その「ウルトラマン」を生み出した自身の名前がクレジットから消され、デザインが変質され、商業的に利用され続ける人間社会に深い悲しみと絶望を抱いておりました。その心を正直に発した事で、誤解や誹謗中傷も受けました。


父は悲しみが癒されることなく2002年に他界しましたが、その背中を通して多くを感じながら育てられた私は、父を誇りに思い、時に哀れに思い、そして心から尊敬しています。


生前の父の言葉を思い出します。「本物は残る、本物であれ」


『真実と正義と美の化身』は、芸術家として生きた当時の父の全てが注ぎ込まれた油彩画です。その絵画が、当時まだ子どもとしてウルトラマンを見ておられた庵野さんの感性に50年以上の時を経て触れ、才能を発揮し続ける庵野さんの稀有な感性と交わり、「シン・ウルトラマン」としてどの様な姿でスクリーンに蘇るのか、期待に胸が膨れ、熱くなっております。


昭和の子どもが心踊らせた「ウルトラマン」が、令和の子どもたちに「シン・ウルトラマン」として蘇る。子ども達の心に残る忘れられない映画の誕生を心待ちにしております。

 

成田 浬

 出典:シン・ウルトラマン公式サイト(NEWS)より

 

 

『シン・ウルトラマン』の「ウルトラマン」について 2019/12/12

 

初めて庵野秀明氏と『シン・ウルトラマン』の企画の話をした時から、庵野氏にはある想いがありました。それは、成田亨氏の描いた『真実と正義と美の化身』を今作のデザインコンセプトにしたいということ。

成田氏の描かれたデザインは現在まで続く「ウルトラマン」の原点であり、私たちは庵野氏の「ウルトラマンの美しさに少しでも近づきたい」という想いに全面的に賛成しました。

 

私が初めて成田浬氏とお会いしたのは2018年春でした。それ以来、亨氏の偉業について、そしてご苦労についてお伺いすることができました。その上で、この機会に改めて成田氏の円谷プロダクションでの仕事と功績に対して惜しみない賛辞をお贈りしたいと思います。

今作をご覧になる多くの方が最高にして美しい「ウルトラマン」を目撃します。どうぞご期待ください。

 

株式会社円谷プロダクション会長 兼 CEO 塚越隆行

出典:シン・ウルトラマン公式サイト(NEWS)より

 


成田亨さんと円谷プロの過去の関係を知る身としては、今回の和解は感慨深いものがありますね……。

 


最後は斎藤さんの

 


「令和の子どもたちにはもちろん、令和の大人たちにとっても必要な作品になると思います。お楽しみに」

 

 

というコメントで締めくくられました。

 


以上で新作の発表は終了。

 


オープニングセレモニーの締めくくりとして、塚越会長が再び登場。

 


2日間のツブコンを目いっぱい楽しんでください、とのメッセージでオープニングセレモニーは幕を閉じました。

 


いや~~~、情報過多で大変盛り上がるオープニングセレモニーでした。もうこの時点で、拍手のし過ぎで手が痛かったです(笑)

 


しかし、ツブコンはまだまだこれから。次回、ULTRAMAN ARCHIVES TSUBU-CON SPECIAL『ウルトラマン』編へ続きます。