※本記事は前ブログに投稿した記事に加筆、修正を加えたものです。
好きな映画を家でも映画館並みの迫力で観られれば良いのになぁ、と思うのは、
映画好きの方なら誰しも一度は経験があるのではないでしょうか。
でもホームシアターの環境って整えるのが大変そうだしなぁ……と尻込みしていたところで出会ったのが、Twitter、ブログ双方で交流させていただいている結騎 了さん(@slinky_dog_s11)のホームシアターに関する記事。
結騎さんのブログ移転により元の記事は消えてしまっているのですが、プロジェクターをやソファを買って10万円ほどでホームシアター環境を構築するという内容でした。
この記事を読んだことで、尻込みしていた私も「やってみるか!」と一念発起しました。
という訳で、2017年7月に初ボーナスでホームシアターシステムを購入した記録を
まとめておきたいと思います。
■まず、何を買うか?
ホームシアターを構築するといっても、どの程度本格的なものにするのか?というところから考えなければならないもので、さぁどうしたものか……。
理想としてはホームシアター用の部屋を用意して、プロジェクターで投影して、
画面は100インチ以上で、スピーカーを部屋のあちこちに置いて……最低でも5.1chで……
ああ~ソファと机も凝りたい、飾るポスターだのフィギュアだのはどれに……。
いや、社会人1年目のボーナスでそこまで凝れる訳ないんですけどね。
映画観賞専用の部屋は用意できませんし、プロジェクターの投影も間取り的に厳しい。
いや、工夫すればできるんでしょうけど、そこに至るまでの家族への根回しにはかなり時間がかかりそうだなぁ、と。7月の初ボーナスまでに、満足度の高い環境を整えたい。
ということで、購入するのは音響機器に絞ることにしました。
設置場所はリビング。
画面はリビングに50インチTVがあるのでそれで。
■どのホームシアターシステムにするか?
という訳でとりあえず5~10万円ぐらいの価格帯で検索。
その中でも候補として気になったのがこちら。
ONKYO シネマパッケージ 2.1ch/ハイレゾ音源対応/4K対応/AirPlay対応 ブラック BASE-V60(B) 【国内正規品】
- 発売日: 2016/10/21
- メディア: エレクトロニクス
価格も範囲内で、それでいて評価も良い感じ。
ただ、複数のスピーカー同士、低音を出すウーファー、アンプの間でそれぞれ配線が必要とのこと。
う~ん、リビングに置くにあたって配線だらけになるのは煩わしいし、
家族からの苦情も容易に予想できたので断念。
という訳で見つけたのがこちらのHT-RT5。
フロントスピーカー3つを一纏めにしたサウンドバー、リアスピーカー2つ、低音を出すサブウーファーのセット。
しかもそれぞれが無線で繋がるため、機器同士の配線の心配も一切無し!!!
ただ、無線通信が混線して接続が切れてしまう不具合が稀にあるようで、これが不安材料。
初めてでいきなり失敗したくないので、かなり終盤まで迷いましたが断念。
そんなこんなで1~2か月悩みに悩んで、最終的に購入したのがコチラ。
このHT-ST9は当時のSONYのサウンドバー商品の最上位機種。
7つのスピーカーを搭載したサウンドバーと低音を出すサブウーファーで構成される7.1chで、バーとウーファーは無線で繋がるため、配線の煩わしさも無し!
無線切れの口コミもHT-RT5に比べ少なめでしたし、なにより評価も高い。
前後左右をスピーカーに囲まれる環境に未練が無いといえば嘘になりますし、
価格も13万円台で少し予算オーバーでしたが、まぁここらで落ち着くべきかなと。
■設置して映画を観てみた
という訳でヨドバシカメラのネット通販で購入。
2日ほどで届いたのですが……。
デケぇ!!!!!
50インチのTVと見比べて頂ければ分かりますが、デカいです。バーもさることながら、ウーファーもデカい。そして重い。でもこの重厚感が頼もしい。
7つのスピーカーを搭載したサウンドバー。
カバーを外してみると7つのスピーカーがズラリ。うーんカッコ良い。
低音を出すサブウーファー。無線でバーと繋がるため配線はコンセントからの電源供給のみ。
置き場所はどこでも良いそうですがやはり前面が良いかなと思い、
バーの真横に設置。
設置が完了しワクワクしながらブルーレイディスクをプレーヤーに挿入。
実は購入後に初めて観る作品は前々から決めていて、それはズバリ『スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐』。
冒頭のコルサントの戦いを良い音響で観たいなぁと。
ワクワクしながら再生を開始すると、20世紀FOXのファンファーレからしてもう良い音で、これは期待できるなぁ……と思ったのも束の間、
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……
い、家が揺れている!!!!!
共和国軍のスター・デストロイヤーがゆっくりと画面に入ってくるにつれて
轟音が鳴り響き、サブウーファーさんが仕事開始。
これがマジで周りが揺れギシギシと音がするレベルで、もう圧倒されました。
サウンドバーの方も良い仕事をしていて、7つのスピーカーがジェダイスターファイターの飛行音やブラスター、ライトセーバー等の音を臨場感たっぷりに響かせてくれます。
とりあえずパルパティーン議長を助けコルサント地上に不時着したところで停止。もうそこからは貪るように家にあるブルーレイをちょっとずつ観まくり。
中でも一番音響が凄いなぁと感じたのは『GODZILLA(2014)』。
オープニングの最後、ゴジラを殺すために放たれた核爆弾の衝撃が迫って来たときはもうマジで死ぬかと思いました。
MUTO雄の覚醒シーンも印象的で、「ドゥクンドゥクンドゥクン……」っていう感じのあの鳴き声っていうか駆動音?が部屋中を移動していく感じ。
おおお怖ええええええええ。
■音楽鑑賞もイケる!
購入前は映画鑑賞ばかり考えていましたが、音楽鑑賞もイケちゃいます。
まず試してみたのはLUNACY(LUNA SEA)の『黒服限定GIG ~the Holy Night~』。
一曲目のFATEは真矢のドラムが豪快にスタートを切るわけですが、もうその時点で音が最高過ぎて、もう最高。(語彙力無くてすみません)
アーティストのライブ鑑賞は歌や演奏だけでなく、歓声や拍手なども含めた「その場にいる感」がしっかりと伝わってきますね。
「ライブ鑑賞、良い……」と思った瞬間にはもうポチっていたんじゃよ!!!
という訳でホームシアターシステムなんていう大きな買い物をしたばかりのくせに、ラルクのマジソン公演を衝動買い。
まぁ何て言うか全編通して最高なわけですが、個人的にはMY HEART DRAWS A DREAMが最高に会場の一体感あって好きだなぁ、と。
さらにBluetoothでウォークマンやスマホと繋げば、曲を飛ばして聴けちゃいます。
NFCに対応していればワンタッチで接続完了。ハイレゾ相当の音源が再生できます。
部屋の照明をオレンジにしてAmazon Prime Musicでジャズなんか流したらリビングが簡単にオシャレ空間に!!!
■総括
色々と悩みましたが買ってみて本当に良かったと思える商品でした。
唯一不満があるとすればサウンドモード機能。
再生しているコンテンツによって最適な音の種類を選べるのですが、これが結局何を再生していても「映画モード」が一番良いんじゃね?という感じ。まぁこれは個人的な好みにもよるとは思うのですが。
でも逆に言えばそこ以外は全く不満無し。良い買い物でした。
音響機器は上を見ればキリが無い世界ですが、もう私レベルの一般人ではこれで十分すぎるな、という感じです。
ホームシアター、オタライフが更に楽しくなりますよ。
オススメです。いつかプロジェクターにも挑戦したいなぁ。
最後まで読んでいただきありがとうございました!