イータイコト・イータイ

怪獣とヒーローと任天堂が好きな20代男が言いたいことを言いたいように言うブログ。

“初期ティガ”って、なに?

 

ウルトラマンティガ Complete Blu-ray BOX

 

 

※本記事は、私ぞひ丸がTwitterのスペース機能を使い、仲良くさせていただいている方々と共に“内輪ネタ”として盛り上がった概念、“初期ティガ”について語るものです。これはお酒が入った状態で笑い話として広がったものであり、ここで語られる様々な説には事実は一切含まれておらず、全てネタです。何卒、ご理解いただいた上でお読みください。もう一度言います。ここで語られる説に、事実は一切含まれていません。念の為もう一度言いますが、事実は一切含まれていません。ご理解いただけた方のみ、スクロールしてお読みください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以下に記すことは、全て事実である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


事の始まりは、2021年8月8日。Twitterで相互フォローをいただいているセブンさん(@ultraseuen)が主催したスペースで取り上げられた、ある話題であった。

 

 

 

ウルトラマンティガの初期エピソードは、ガバガバな展開や描写が多い」

 

 

 

ウルトラマンティガ(以下、『ティガ』)は、平成ウルトラシリーズの第1作であり、『ウルトラマン80』の終了以来、15年ぶりに放送された国産TVウルトラマンである。その完成度の高さからシリーズの中でも特に高い人気を誇り、25周年を迎える本年には、その真髄を受け継ぐと謳うウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGAが放送されている。

 

 

 

そんな『ティガ』だが、確かに初期には、気合が空回りしているというか、どこか気が利いていないというか、手探り感というか、何とも言えないガバさやツッコミどころが多く見受けられる。

 

 

 

 

 

明らかにバブル期を引きずった風貌の準レギュラー、カシムラ博士の存在。

 

 

 

ティガのピラミッドを捜索中、唐突に斜面から滑り落ちるホリイ。

 

 

 

巨人像を見つけた途端、発狂して叫びながら走り出すダイゴ。

 

 

 

「ダイゴが光となること」を「大カレー」と聞き間違え、本当に大カレーを持ってきてしまうヤズミ。

 

 

 

TAKE ME HIGHERのインストがかかる最高に熱い展開の中、ガゾートからひたすら飛んで逃げるティガ。

 

 

 

etc……

 

 

 

 

 

こうした『ティガ』初期のエピソードから感じられるガバさ、ツッコミどころの話は、スペースの参加者たちに大いに共感され、盛り上がった。

 

 

 

“初期ティガ”という概念の誕生である。

 

 

 

『ティガ』初期のガバさを、「それも作品の良さのひとつ」として愛する。それが原初の発想であった。

 

 

 

しかし、段々とおかしなことになった。“初期ティガ”という概念が、私たちの心を蝕み、ある種の中毒というか、依存というか、そういった症状を引き起こしたのである。とにかくもう、あのスペースに参加した人たちは、“初期ティガ”というワードによって頭が、心が支配され始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうしてすっかり“初期ティガ”に取り憑かれた私たちは、この概念について語りたい欲望が高まっていた。翌日の8月9日、今度はかずひろさん(@kazurex1215)主催のスペースが開かれたのだが、そこでも“初期ティガ”語りは大いに盛り上がった。なんと概念の誕生の翌日である。どんだけ語りたいんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


そして、運命の日がやって来た。その翌日の8月10日、仕事中の私ぞひ丸の頭の中に、このような文言が思い浮かんだのである。

 

 

 

 

 

 


『トロピカル~ジュ!プリキュア』(以下、『トロプリ』)の主人公、夏海まなつ(キュアサマー)の口癖、「トロピカってる〜!」と“初期ティガ”の合体である。

 

 

 

 


 

自分で考えたワードに爆笑してしまった私は、上記のツイートをTLへと投下した。そして、自分で言うのもアレだが、このツイートは“初期ティガ”を愛するTLの皆さんにウケた。こうして“初期ティガ”を愛する私たちに、チームとしての名前が決まった。

 

 


“初期ティガる部”の誕生である。

 

 


言うまでもなく、これは『トロプリ』でまなつたちが結成した“トロピカる部”のパロディである。“トロピカ”と“初期ティガ”、この2つのワードの語感が、あまりに似ていた。いや、似過ぎていた。それ故に、これらが合体することは、既に3000万年前から決まっていたと見るのが妥当である。

 

 

 

我々にチーム名ができたことと同時に、もう1つ驚くべきことが起きた。初期ティガる部は早速TLで『ティガ』×『トロプリ』の大喜利を始めたのだが……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

奇跡のネタ一致ッッッ…………!!!!!

 

 

 

これは決して示し合わせてツイートした訳ではない。ツイートの内容もタイミングも完全に一致、まさに奇跡である。

 

 


私ぞひ丸と虎賀れんとさん(@Le_Soya)、かずひろさんは同じ平成6年の生まれということもあり、以前から“平6トライスクワッド”というユニットを結成していたのだが、ここでもまた平6の絆の強さが示されることとなった。

 

 

 

こうして結成された初期ティガる部。我々が最初に掲げた目標はこうだ。

 

 

 

「神格化されている『ティガ』という作品を、初期のネタ部分も含めて咀嚼することで、(良い意味で)ニュートラルな目線で観られるようにする」

 

 


この目標に向かって、我々は“初期ティガ”の研究を重ねた。そして、その研究はやがて、『ティガ』という作品、ひいてはこの世界の裏側に隠された数々の秘密を暴いていくこととなる。

 

 

 

ここからは、我々初期ティガる部が何度も提起、考察、議論を繰り返してたどり着いた、様々な事実の一部をご紹介しよう。

 

 

 

 

 

■『トロピカル~ジュプリキュア』は、『ウルトラマンティガ』25周年記念作品

 

 

 

“初期ティガ”と“トロピカ”の奇跡的な語感の一致に始まり、『トロプリ』には『ティガ』を思わせる設定、演出、オマージュがふんだんに盛り込まれている。勿論これは偶然などではなく、東映アニメーションの制作陣が『ティガ』へのリスペクトを込めた結果であろう。そもそも、『ティガ』25周年の年である2021年に放映されている時点で、これは疑いようのない事実である。

 

 

 

『トロプリ』の物語は、人魚や海の生き物たちが平和に暮らす海底の国、グランオーシャンが敵勢力に侵攻されるところから始まる。“海底の国”と聞いて、早速ピンときた方もいるのではないだろうか。これは、『ティガ』世界でかつて超古代文明が築き、繁栄を極めたが邪神によって海の底に沈められた都市、ルルイエのオマージュである。GUTSの基地、ダイブハンガーが普段は海中に存在していることも見逃せない。

 

 

 

主人公、夏海まなつの髪型。これもまた既視感を覚える。そう、『ティガ』初期の準レギュラー、バブルの権化、カシムラ博士の髪型と酷似している。主人公の髪型などという重要な要素が偶然一致するはずがない。これもまた、『ティガ』オマージュと考えるのが妥当である。

 

 

 

まなつの故郷、南乃島。これは明らかに『ティガ』第34話「南の涯てまで」に登場するクリオモス諸島のオマージュである。美しい自然に囲まれた南の島と、全世界の武装解除が決定された平和の島、クリオモス諸島。この2つの繋がりに、涙を禁じえない。しかし、クリオモス諸島は『ティガ』の7年後を描いた『ウルトラマンダイナ』劇場版において壊滅してしまう。恐らく、『トロプリ』の7年後を描いたOVAなどが発売された時には、南の島も同じ運命を辿るものと思われる。まなつの父をはじめ、島民の方々にはいち早い避難を願いたいところである。

 

 

 

『トロプリ」世界における人気フード、トロピカルメロンパン。これは『ティガ』第41話「宇宙からの友」におけるシンジョウ隊員とイヌイ飛行士の掛け声、「メロン!」「パン!」を思い起こさせる。いかん、思わず涙が。『ティガ』ではシリアスなワードだったメロンパンが、『トロプリ』ではトロピカる部の友情のアイテムとなっている。泣かないわけがない。

 

 

 

まなつの母が勤務する水族館では、イルカが人気者である。これもまた、GUTSのレナ隊員の恋人、イルカのミューのオマージュである。

 

 

 

主人公まなつも、敵の首魁である“あとまわしの魔女”も、何か重要な出来事が起こる前には、夢を見る。これもまた、『ティガ』最終章において、邪神の復活を前もって悪夢で予期していたダイゴ隊員と通じるところがある。

 

 

 

『トロプリ』の登場人物たちは、まなつとの出会いを経て変わっていく。さんごは自分の“好き”に自身が持てるようになり、みのりは新しい体験をすることに積極的になり、あすかは仲間の大切さを思い出し、ローラは尊大さは保ちつつも、仲間を気づかえるようになった。人が人との出会いを経て変わる。これは明らかに『ティガ』第39話「拝啓ウルトラマン様」のオマージュである。超能力を持つが故に迫害されてきた過去を持ち、英雄として持て囃されるティガ(ダイゴ)へ嫉妬し、挑戦してきたキリノ・マキオ。しかし彼は、人々を守ろうと行動するダイゴの姿勢に胸を打たれ、改心する。『トロプリ』描いていることはこれと全く同じことである。

 

 

その他、『トロプリ』各エピソードには『ティガ』オマージュがまだまだ沢山見受けられる。

 

 


第11話「もりあがれ!海辺のサンドアート!」ではトロピカる部が主催するサンドアート大会が催され、あおぞら中学校の各部活が渾身のサンドアートの像を作り上げる。これは、ティガが物語の開始当初は石像であったことのオマージュであることは明白である。

 

 

 

第26話「晴れわたれ!キラキラ☆流星群の夜!」では、あおぞら中学校で流星群の観測会を催すことになるのだが、いかんせん天気が悪い。そこであすかの父ら有志が和太鼓で雨除け祈願をするのだが、これは同じく“和”をモチーフとし、歌舞伎の演出を取り入れた『ティガ』第37話「花」のオマージュと見るべきであろう。

 

 

 

第29話「甦る伝説!プリキュアおめかしアップ!」では、川から飛び出てきたくるるんをキュアアパパイアが敵と間違えて誤射してしまう。これは先程も挙げた『ティガ』第41話「宇宙からの友」において、イルドと化したキノサキ飛行士をそうとは知らずに撃ち殺してしまったシンジョウ隊員のシーンと重なる。幸いくるるんは無事だったし、「一発で仕留めるくるよ……」と自らを犠牲にすることもなかった。良かった。また、『トロプリ』同話においては、復活するキュアサマーが拳を突き上げながら飛び上がるシーンがある。これは言うまでもなくウルトラマンシリーズ伝統の“ぐんぐんカット”のオマージュであり、初見時は涙を禁じ得なかった。

 

 

 

挙げていくとキリが無いのでこのくらいにしておくが、『トロプリ』にはざっと挙げただけでもこれだけの『ティガ』オマージュが込められている。明らかに『ティガ』25周年を祝っていることが皆さんにも分かっていただけたのではないだろうか。そして、これだけ周到に組み込まれたオマージュの数々が、短期間で準備できたとは思えない。全ては3000万年前から決まっていたと考えるのが妥当である。

 

 

 

 

 

■マドカ・ダイゴと藤岡弘、を繋ぐもの

 

 

 

我々は、前から不思議に思っていたことがあった。初期ティガる部のメンバーは、だいたい藤岡弘、が好きで、1971年の『仮面ライダー』や2016年の映画『仮面ライダー1号』の話題でも盛り上がる。“初期ティガ”と“藤岡弘、” 、何故この全く関連のない2つのワードを愛する者たちは、同じ面々なのだろうか?何故この2つのワードは相性が良いのか?長い研究の末、我々はこの2つのワードを繋げるものを発見した。

 

 

 

歌手、“円広志”である。『ティガ』の主人公ダイゴの姓はマドカ。藤岡弘、の名は弘、。点と点が繋がった瞬間である。

 

 

 

これだけでも大発見なのだが、我々は更に事実を発見した。円広志の代表曲、『夢想花』のサビ、「とんでとんで」という歌詞。これはどう考えても『ティガ』第50話「「もっと高く! 〜Take Me Higher!〜」を表している。

 

 

 

これらの事実に行き着いた時、我々は興奮のあまり鳥肌が止まらなかった。メルバ肌シーラ肌ゾイガー肌である。こんなことが偶然起こるはずはない。全ては3000万年前から決まっていたのである。

 

 

 

 

 

 

■初期ティガを愛する者は書記をやりがち

 

 

 

私ぞひ丸、実は“初期ティガ”というワードを初めて聞いた時から、内心「なんか書記っぽいな……」と思っていた。

 

 

 

“初期ティガ”を愛する部員たちは、ひょっとして、学生時代にクラスの書記を務めていたのではないか。実際、私ぞひ丸も書記の経験がある。そこで、ある日のスペースで訊いてみた。

 

 

 

すると、何とかずひろさんは書記経験者だという。こんなことが偶然起こるはずがない。これもまた、3000万年前から決まっていたのであろう。

 

 

 

また、実は初期ティガる部にも、自然に書記を買って出てくださった方がいる。S.Pさん(@quzeto)である。毎回酒が入った状態で議論や考察を進めていく我々の発言を逐次記録し、ツイートとしてまとめてくださっていたのである。本当にありがたいことである。部を代表し、この場をお借りしてお礼を申し上げたい。まさに書記(Shoki)パーフェクト(Perfect)、それがS.Pさんである。

 

 

 

 

 

■超古代酩酊怪獣ゾイガー

 

 

 

先述したが、初期ティガる部の活動はお酒が入った状態で行われることが多い。特にアルコール中学日本酒科卒を自認する私ぞひ丸とかずひろさんはその傾向が強い。

 

 

 

お酒が入って議論が白熱してくると、自然と体が熱くなってくるため、私は部の活動が始まってからある程度時間が経つと、決まって上着を脱ぐ。ある日思ったのだが、この行為、どこかで見覚えがある。

 

 

 

そうだ!ゾイガーだ!

 

 

 

上着を脱ぐという行為は、『ティガ』第50話「もっと高く! 〜Take Me Higher!〜」に登場する超古代尖兵怪獣ゾイガーが、傷つけられた羽根を自ら引き千切ったシーンと重なる。

 

 

 

そのことに気がついた瞬間、我々は確信を得た。そう、実はゾイガーはあのとき酩酊しており、熱くなってきたから羽根を千切ったのである。なんとも親近感が湧く怪獣である。もはや超古代酩酊怪獣ゾイガーである。

 

 

 

恐らく酩酊していたゾイガーは、自身を追いかけるスノーホワイトの機内で展開されていたダイゴとレナのロマンスを感じ取っていた。その興奮から、ただでさえお酒で高まっていた体温が更に上昇、耐えきれずに羽根を自ら引き千切ったものと思われる。

 

 

 

ちなみに、我々の見立てでは、あの時ゾイガーが飲んでいたのは芋焼酎である。それは何故か。ゾイガーが羽根を引き千切るシーン、羽根は紫で断面は黄色。どうみてもサツマイモを割ったときの色である。このことから、ゾイガーが飲んでいたお酒は芋焼酎であることは明白である。

 

 

 

もうここまで呼んでくださった方々はお気づきかもしれないが、こんなこと、偶然起こるはずがない。これもまた、3000万年前から決まっていたことである。

 

 

 

 

 

■炎魔生徒会キリティカる部

 

 

 

我々初期ティガる部はTwitterのスペース機能を使って活動をしているが、ちょくちょく接続状況が悪くなり、通話ができなくなることがある。初めの頃はTwitter側の不具合だと思っていたのだが、あまりにも通話困難になる頻度が多い。

 

 

 

何者かが我々の活動を妨害しているのではないか?

 

 

 

我々の頭の中に、そのような不安がよぎった。ティガに関する研究を心良く思わないものたち……答えは自ずと導き出された。

 

 

 

キリエル人である。ティガを「烏滸がましい」と糾弾し、炎魔戦士キリエロイドとなって襲いかかってきた、あのキリエル人の仕業に違いない。

 

 

 

また、『トロプリ』にもトロピカる部の活動を阻害する生徒会が登場する。偶然の一致にしては出来すぎている。

 

 

 

即ち、初期ティガる部の活動を妨害しているのは、炎魔生徒会キリティカる部である。

 

 

 

後に『トリガー』にまで現れた奴らの執念深さは本物である。十分に用心する必要がある。

 

 

 

ティガを愛する初期ティガる部と、ティガを憎むキリティカる部による、運命の戦い。これもまた3000万年前から続いてきた因縁である。我々は、決して屈してはならない。

 

 

 

 

 

■3000万年前の初期ティガる部、3000万年前の書記

 

 

 

我々はある日、とんでもないことに気づいた。

 

 

 

3000万年前から決まっていたことが多すぎる。

 

 

 

全ては必然、3000万年前から決まっていたこと。ならば、それを決めた何者かがいるはず。どうしてそのことに気づかなかった……!!?

 

 

 

我々はある仮説を立てた。3000万年前にも初期ティガる部が存在し、その頃の書記が“初期ティガ”に関する事実をまとめた書を遺した。我々が辿り着いた発見は、全てその書に記されている。

 

 

 

まだ仮説の段階ではあったが、我々は皆、「ほぼこれは事実だろう……」と息を呑んだ。“初期ティガ”は超考古学だったのである。

 

 

 

では、3000万年前の書記とは、一体どのような人物だったのか?我々には心当たりがあった。

 

 

 

ウルトラマンティガTHE FINAL ODYSSEY』に登場した、髭を蓄えたダイナのような巨人である。

 

 

 

プリングルスのパッケージのような髭を蓄えていることから、我々はプリングルスダイナ”と呼んでいる。あの立派な髭からは、とてつもない知性を感じる。このことから、彼が3000万年前の書記ティガる部の書記であったことは疑いようがない。また、恐らくあの髭は着脱可能で、宇宙ブーメランプリングルスラッガー”としても使用可能なのではないか。文武両道である。

 

 

 

 

 

 

この事実に辿り着くと同時に、我々は偉大なる先人からメッセージを頂いたような気がした。

 

 

 

「“初期ティガ”の全てを書にまとめた。解き明かしてみろ」

 

 

 

我々は、一層身が引き締まる思いで、これからもあなたの遺したものを解析していきます。

 

 

 

 


■カミーラのスパークレンスがエッジの利いた形なのは、彼女がドMだから

 

 

 

初期ティガる部の部員たちが共通して好きな名シーンのひとつが、『ティガ』第2話「石の神話」でダイゴが「返せ!俺のだ!」とキレながらヤズミが拾ったスパークレンスをブン取るシーンである。

 

 

 

「普段はあんなに温厚なダイゴがキレるとあそこまで粗暴になるのか……」と戦慄してしまうのはもちろん、「後のティガダーク登場への布石なのでは?」とも読み取れる、非常に示唆に富んだシーンである。

 

 

 

このシーンについて語り合う中で、ライトニングさん(@90710108)がこんなことを仰った。

 

 

 

「だからカミーラのスパークレンスはあんなにエッジが利いた形なんですね」

 

 

 

私は意味が分からなかった。何故、キレたダイゴが想像以上に粗暴になることと、カミーラのスパークレンスがエッジの利いた形状であることが繋がるのか?ライトニングさんに理由を伺うと、驚くべき仮説が展開された。

 

 

 

・ダイゴは感情の振り幅が大きい

 

 

・即ち、ティガは感情の振り幅が大きい

 

 

・カミーラはティガを愛している

 


・即ち、感情の振り幅が大きい人がタイプ

 


・感情の振り幅が大きいティガは、超古代においてもキレると粗暴になり、物に当たっていた可能性が高い

 


・恋人であったカミーラも、その時にはスパークレンスをブン取られて床に叩きつけられていたものと思われる

 


・エッジの利いた形状の方が、叩きつけられた際にどこがどれだけ破損したかが分かりやすい

 


・カミーラは自身のスパークレンスをあえてエッジの利いた形状にすることで、ティガがどれだけ自分に感情をぶつけていたのかを確認し、喜んでいた

 

 

 

 

 

ライトニングさん……

 

 

 

あなたがナンバーワンだ。

 

 

 

 

 

円谷プロは初期ティガる部の活動を把握している

 

 

 

2021年9月6日、円谷プロ「#推しティガ」というハッシュタグを公開した。

 

 

 

 

 

 

“初期ティガ”と“推しティガ”、語感が全く同じである。

 

 

 

 

 

 

即ち、このハッシュタグ“初期ティガ”にインスピレーションを受けて作られたものである可能性が非常に高い。

 

 

 

これが意味することは何か?そう、円谷プロは、我々初期ティガる部の活動を把握しているのである。

 

 

 

この推察を補強する根拠がもうひとつある。『ティガ』の脚本家、長谷川圭一さんのこのツイート。

 

 

 

 

 

 

我々初期ティガる部は、議論を重ねて疲労が溜まってくると「いま『霧が来る』のマグニアに取り憑かれた村人みたいな目してますよ」という表現をする。

 

 

 

長谷川さんはそのことを知っていて、だからツイートにそのシーンの画像を載せたのである。

 

 

 

「霧が来る」の中には、他に貼るべき名シーンなど沢山ある。そんな中で、あえて虚ろな目線の村人たちのシーンを貼ってくださった。我々への激励であろう。ありがとうございました。

 

 

 

公式からのお墨付きを頂いた以上、より一層気を引き締めなければならない。我々はまた決意を新たにした。

 

 

 

 

 

■『ウルトラマンティガ』、TSUBURAYA IMAGINATIONで配信開始

 

 

 

2021年9月7日、『ティガ』放送25周年の日、衝撃的なニュースが。

 

 

 

 

 

 

泣いた。我々は泣いた。我々の活動が、巡り巡ってこのサブスク解禁に繋がったことは明白である。良かった。辛い時期もあった。しかし、めげずに“初期ティガ”の研究を続けてきて良かった。心からそう思えた。

 

 

 

 

 

 

その時、私の頭の中に、プリングルスダイナの言葉が響いた。

 

 

 

 

 

 

 

■最後に

 

 

 

全てではないが、こうして今までの初期ティガる部の活動をまとめてみると、「長い道のりを経てここまで来たんだなぁ」、という感慨深さが湧いてくる。

 

 

 

“初期ティガ”の道はまだ始まったばかりである。しかし……ふと思ったのだが、なぜ私はこんなにも“初期ティガ“の研究にハマったのであろうか。何か理由があるはず……。私は自問自答した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぞひ丸よ……何故研究する?何の為なんだ?

 

 

 

 

 

(流れ出すTAKE ME HIGHERのインスト)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これが答えなのか……?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この人たちと語るためなのか……?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

部員だから……?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みんなが好きだから!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フンーーーーーーーーーーゥッッッ!!!!!

 

 

 

 

 

初期ティガァァァーーーーーーーーーー!!!!!