イータイコト・イータイ

怪獣とヒーローと任天堂が好きな20代男が言いたいことを言いたいように言うブログ。

漫画の実写化を極端に忌避する人たちの心理を考えてみた。

進撃の巨人 ATTACK ON TITAN DVD 通常版

 

 

「ああ、『進撃の巨人』ですか。実写版なら観たことありますよ」

 

 

 

進撃の巨人』をオススメされた際にこの返事をすると、薦めてきた人はほぼ100%、「法律で禁じられているからやらないだけで、禁じられていなかったらお前をブン殴ってるからな」という表情になるんですよ(笑)

 

 

 

進撃の巨人』、言わずと知れた人気漫画ですし、アニメもNHKで放送されているぐらいですから、国民的作品と言っても過言ではないと思います。でも、僕は漫画もアニメも未見でして。ただ、往年の東宝特撮映画の息吹を感じたので、実写版は観たことあるんですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でも……実写版の『進撃の巨人』って、まぁ、酷評されてるじゃないですか(笑)確かに特撮パートは見どころあったんですが、ドラマ部分があまりにも……ね。(好きな人ごめんなさい)

 

 

 

んで、進撃ファンの方々の“実写版しか観たことがない男”への怒りと困惑と焦り、見ていて毎回面白いんです。すぐさますぐに漫画やアニメの方を見て!!!アレ(実写版)は事故だから!!!」と、リカバーに走るんですよ(笑)

 

 

 

そもそも、漫画の実写化って、それだけで猛烈に拒否反応を示される方が沢山いますよね。長年Twitterなんかをやってると、特に目に付きます。

 

アレって、僕からすると不思議な反応でして。確かに漫画の実写化って、ひどいものもありますけど、近年は滅茶苦茶クオリティの高い作品も沢山あるじゃないですか。『DEATH NOTE』や『るろうに剣心』、『寄生獣』なんかはその筆頭格ですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ですから、“実写化の決定”という事実ただ1つだけで、そんなに悲観的に叫ばなくても良いんじゃない?と思うんです。文句を言うのは実際の作品を観てからでも良いんでない?と。

 

 

 

ただ、ね……実写化を極端に忌避する人たちの心理、最近、少し分かるようになりました。

 

 

 

これ、逆の立場になって考えてみると、スッと飲み込めたんですよね。

 

 


例えば、僕は『ドラゴンボール』や『デビルマン』が好きなのですが、仮に漫画やアニメの方に全く触れたことがなく、『DRAGONBALL EVOLUTION』や実写版『デビルマン』でしかこの2作品を知らない人がいたら、「ちょっと待てぃ!!!!!」となると思うんです。(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……自分で書いといてアレですけど、そんな人いるのか???

 

 

でも、『進撃の巨人』に関しては実例がありますからね。僕ですよ僕(笑)

 

 

 

 

 

自分が愛する作品を、実写版だけ観て「あぁ、こういう作品なのね」と思われてしまうことへの恐怖。

 

 

 

 

 

これが、実写化を極端に忌避する人たちが怖れていることというか、忌避の根源にあるものではないかな?と、なんとな〜く思ったのでした。