イータイコト・イータイ

怪獣とヒーローと任天堂が好きな20代男が言いたいことを言いたいように言うブログ。

仮面ライダーゼロワンは、“怖くて何かヘン”なのが良い。

 

 

 2019年、いえ、令和1年7月17日、仮面ライダーシリーズ最新作『仮面ライダーゼロワン』が正式に発表されました。

 

 

www.kamen-rider-official.com

 

 

 

 

平成から令和へと元号が変わったというのは、頭の中では理解していたつもりでした。しかし、平成ライダーという、自分のオタク人生の中で大きな割合を占めていたものが終わる。そう考えると、「ああ、平成って終わったんだな」と、改めて思う訳です。

 

 

かくして発表された令和ライダー第1号、ゼロワン。バッタをモチーフとした異形の姿は昭和ライダー的、蛍光イエローの体色が持つ奇抜さは平成ライダー的アプローチであり、まさに昭和と平成、2つの時代のライダーが持つ特徴を兼ね備えた姿ではないでしょうか。

 

 

そしてなにより、ゼロワンのデザインで一番素晴らしいのは、一目見た瞬間「怖い!」「何かヘン!」とのけ反ってしまうところだと思います。

 

 

いや、よく見てくださいよ。怖いでしょ、コレ!!!

 

 

こんなのが暗闇にヌボ~ッと立ってて、こっちを見て歩いてきたら、チビる自信があります。子供は泣きますよ、絶対!!!

 

 

しかし、見た目が“怖くて何かヘン”なのは、ある意味とてもライダー的であり、なによりカッコいいヒーローの共通点だと思うのです。

 

 

誰もが見慣れてしまっていて、もう何とも思わないかもしれませんが、仮面ライダー1号だって、デッカい複眼にギザギザのクラッシャー、暗い体色で、何の先入観も持たずに見ると怖い見た目なんですよ。

 

 

ウルトラマンだって鉄仮面のような顔に、皮膚なのか服なのかよく分からない銀色の体が繋がっていて、しかも原初の姿であるAタイプに至ってはあの凸凹顔。

 

 

でも、“怖くて何かヘン”な、人の心に何かひっかかりを与えるデザインだからこそ、ライダーもウルトラマンも愛されたんだと思うんですよね。

 

 

令和という新しい時代の1号ライダー、ゼロワンもまた、“怖くて何かヘン”。

 

 

時代が昭和から平成、令和へと移り変わっても、ヒーローのビジュアルが持つ不思議な心のひっかかり、魅力は不変なのでしょう。

 

 

ゼロワンが一体どのような活躍を見せてくれるのか、今から楽しみです。